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岸信介元首相と名鉄菜館

第56・57代内閣総理大臣を務めた岸信介氏は首相退任後も国会議員として活躍を続ける一方、
1970年(昭和45)年、御殿場東山の地に自邸を新築し転居しました。
平日は東名高速道路を利用して東京へ通いながら、
休日には趣味のゴルフや盆栽を楽しむなど御殿場の自然の中で悠々自適の生活を送りました。
また、首相経験者の岸氏の御殿場邸には、多くの政財界の要人や海外からの賓客が訪れました。

岸信介氏 写真

信介のぶすけ(1896~1987)

山口生まれ。昭和を代表する政治家。
1970(昭和45)年、73歳のとき御殿場東山に転居。
晩年の17年間をすごした。

外観イメージ 外観イメージ 岸信介氏が晩年をすごした自邸

外観イメージ 外観イメージ 入口はとらや工房と共有の茅葺の山門

外観イメージ 館内イメージ シンプルな和室。緑側からの眺めは、心和む和の庭園

外観イメージ 館内イメージ 重厚感漂う居間(岸信介氏が愛用したソファーも置かれている)

外観イメージ 館内イメージ 大きな開口部が印象的な食堂

岸氏が73歳から90歳で亡くなるまで過ごしたこの自邸は、その後御殿場市に寄贈され2009(平成21)年より「東山旧岸邸」の名で一般公開されています。東山旧岸邸は建築家・吉田五十八の晩年の作品であり、伝統的な数寄屋建築の美と、現代的な住居機能の両立を目指し設計された邸宅です。当時の家具にお座り頂きながら、御殿場の自然の中でゆっくりとお過ごし頂けます。
※2003年に御殿場市に寄贈されたあと、
現在は指定管理者の株式会社虎玄が管理運営し一般公開しています。
東山旧岸邸公式HP https://www.kyu-kishitei.jp/

館内イメージ

岸信介氏ご存命時に、当店の料理を幾度も召し上がられていたことが
岸氏直筆の日記に記載されています。

日記

1979年4月1日
信夫 満二十歳の誕生日。
良子、信夫の誕生祝いは 信和、仲子、寛信、晋三(晋太郎 洋子の両人は帰郷中)共々昼食を共にす。 (名鉄飯店)菜館)

孫達と撮影 イメージ (孫達と撮影)

日記

1986年1月6日
晴、風強く寒
名鉄菜館にて 中華料理の夕食を取りたく事務所の連中を招待す。
堀、天野、山下及杉村の四名の外 中村 吉村の両君を入れ 八名にて賑やかで料理もおいしく頂くことが出来た。

東山旧岸邸への行き方

車7分、徒歩30分ほど「名鉄菜館」を401号線へ出て左折、しばらく直進します。
東田中の交差点を左折し、湖水前の交差点を直進。300メートルほど進むと右側に「東山旧岸邸 とらや工房 駐車場」がございます。

開館時間 10:00~17:00(4-9月は18:00)
入館 300円 火曜日休館
住所 御殿場市東山1082-1